一見音楽に関係なさそうですが・・・F.M.Alexanderの著作読んでみました

さて、今回はアレクサンダー・テクニックの創始者のF.Matthias Alexanderさんの著作を取り上げます。体の使い方・体の意識の改善といったことで、音楽に関係なさそうですが、そうでもありません。そもそも、アレクサンダー・テクニックとはなんぞや・・・説…

音楽から脱線するようですが・・・小松 英雄著『徒然草抜書』

今回音楽の話と脱線するようなのですが、きっと興味を持たれる方も多かろうと、こちらの書籍をご紹介です。講談社学術文庫の一冊、小松英雄著『徒然草抜書』。さてこの本について著者が意図するところは、著者自らの言葉をお借りして紹介しますと・・・ 『徒…

クリスマスの贈り物に!その2 ベルリオーズ:幻想交響曲 ミンコフスキ指揮/マーラー室内管弦楽団&Les Musiciens du Louvre

12月となりました!クリスマスの時期も近づいております。弊ブログで時折やっております こういう機会にクラシックCDの贈り物は如何でしょう?の企画です。ちょっと間が空きましたが、本日第二回は、タイトルにある通り、Berlioz: Symphonie fantastique - H…

クリスマスの贈り物に!その1 ウルズラ・デュッチュラー演奏 ウィリアム・バード:フィッツウィリアム・ヴァージナル曲集から

12月となりました!クリスマスの時期も近づいております。弊ブログで時折やっております こういう機会にクラシックCDの贈り物は如何でしょう?の企画で、本日より不定期に数回に分けて、幾つか思うままにおすすめのご紹介を致します。弊ブログですから、よく…

鍵盤楽器を弾く / 体全般の感覚・気付き / 自分でやる

すっかり間が空きましたが、不定期連載でほぼ週、ほぼ月も辞さないいい加減さで、駄文をつらねております。先日書いたことが(http://d.hatena.ne.jp/Look4Wieck/20091104/1257311404)、ひらたく言ってしまうと、「すごい専門家の妙技をただ単に享受するでい…

成熟した観衆向けか、未成熟なその他大勢を惹き付けたいのか

クラシック音楽の話から離れるようですが、先日YouTubeで、上岡龍太郎氏が芸人論という題目で語っている映像を発見致しまして、これがなかなか面白いなと。YouTubeで、「上岡龍太郎 芸人論」で検索すれば見つかると思います。さて、上岡氏がどんな話をしてい…

いろいろと考えさせられる本でした 3 of 3:岡田 暁生 著『音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉』 (中公新書)

またまた間が空きましたが、前回・前々回と・中藤 泰雄 著『音楽を仕事にして 日本の聴衆に、この感動を伝えたい』・アルトゥール・シュナーベル 著『わが生涯と音楽』と二冊の書籍を紹介いたしました。音楽の売り方や聞き方の姿の20世紀辺りの変遷を見なが…

いろいろと考えさせられる本でした 2 of 3:アルトゥール・シュナーベル 著『わが生涯と音楽』

ちょっと間があきましたが、前回は、戦後の日本のクラシック音楽界に、海外の著名な演奏家の招聘および国内の若手の育成にも貢献したジャパンアーツの 中藤 泰雄 著『音楽を仕事にして 日本の聴衆に、この感動を伝えたい』をご紹介しながら、21世紀になると…

いろいろと考えさせられる本でした 1of 3:中藤 泰雄 著『音楽を仕事にして』

最近、コンサートに行こうかなと思いつつ、なんとなく億劫になっております。理由はいろいろあって、たとえば平日の夜、コンサート後にちょっとコーヒーでも飲んだら満員電車の時間になってしまいます。酔客にもまれて帰るのも嫌だなぁ・・・というどうでも…

チャールズ・アイヴズ:ピアノ・トリオ 思わず吹き出します

本日は、チャールズ・アイヴズ Charles Ives(1874-1954)の誕生日。昨年に引き続いて、面白い録音ご紹介です。特別この作曲が好きというわけでもなく、音楽的素養がないので作曲技法のどーのこーのがなんとかもさっぱりですが、・曲を聴いて吹き出してしまう…

最近の新譜から 2009年10月&11月 その4:ピエール・ブーレーズ指揮 SONYの録音が輸入版で再発売

今年の10月&11月に発売予定の新譜を、独断と偏見でサラリとご紹介しております。Amazon新譜なので、HMVやTowerではすでにリリースされているかも知れませんが、ご容赦を。そもそも、クラシック音楽なんて、100年、200年前の音楽を聴くのに、そんな急いでも…

最近の新譜から 2009年10月&11月 その3:スメタナ四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集(8枚組)&ゲンリヒ・ネイガウスのピアノ録音集(11枚組)

引き続き、2009年10月&11月の新譜からわたしがちょっと気になった物をずらずらっと並べます。今日は二つで、共に2009年11月18日発売予定で、現在予約受付中。一つ目はかなり嬉しい!もので、チェコの名カルテット スメタナ四重奏団のベートーヴェン弦楽四重…

最近の新譜から 2009年10月&11月 その2:ギュンター・ヴァント指揮 ミュンヘン・フィルの国内盤キングレコードから発売

輸入版で、Profil/Hänsslerレーベルから発売されていたギュンター・ヴァント指揮 ミュンヘン・フィルの一連の録音があります。私も大変好きな演奏。録音年代は1993年から2001年までですから、チェリビダッケがまだ常任指揮者をしていた頃から、没後ほんの数…

最近の新譜から 2009年10月&11月 その1:ウラディミール・ホロヴィッツ大全集 お買い得セット

最近、あまりやっていなかった(わたしが)ちょっと気になった新譜のご紹介です。近頃目立つのはやはり往年の名ピアニスト ウラディミール・ホロヴィッツのRCA&SONYの全録音の安価なセット。同時期に日本企画と海外企画の類似のものが出ていて、消費者にはやや…

来日50周年記念 パウル・バドゥラ=スコダ ピアノリサイタル 東京オペラシティ 2009年10月09日

本日は、オーストリア出身のピアノの老大家パウル・バドゥラ=スコダのリサイタルに新宿オペラ・シティに行って参りました。曲目は、 ハイドン:「皇帝讃歌」による変奏曲 ハイドン:ピアノソナタハ短調 Hob.XVI-20 ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番ハ短調…

2009年10月のちょっと気になったクラシック音楽TV番組ご紹介

10月に入ってしまいましたが、今月の番組のサイトurlをリンクさせてのクラシック系TV番組の一言ご紹介です。NHK関連ばかりなのは、単に一ヶ月のクラシック関連番組表をネット上に用意しているが故であります(BS2とBS hiの総合案内はこちら、http://www.nhk.o…

ショスタコーヴィチ:バレエ《ボルト Bolt》見てみました

2009年10月7日注:このDVDに収録されたものと同じ内容の公演が、2009年10月19日(土)放送のNHK衛生 HiVisionのウィークエンド・シアターで放送されます。元のブログ(http://sergejo.seesaa.net/)が今年に入ってからあまりに検索hitが少ない・・・ので、あれこ…