書籍ご紹介

一見音楽に関係なさそうですが・・・F.M.Alexanderの著作読んでみました

さて、今回はアレクサンダー・テクニックの創始者のF.Matthias Alexanderさんの著作を取り上げます。体の使い方・体の意識の改善といったことで、音楽に関係なさそうですが、そうでもありません。そもそも、アレクサンダー・テクニックとはなんぞや・・・説…

音楽から脱線するようですが・・・小松 英雄著『徒然草抜書』

今回音楽の話と脱線するようなのですが、きっと興味を持たれる方も多かろうと、こちらの書籍をご紹介です。講談社学術文庫の一冊、小松英雄著『徒然草抜書』。さてこの本について著者が意図するところは、著者自らの言葉をお借りして紹介しますと・・・ 『徒…

成熟した観衆向けか、未成熟なその他大勢を惹き付けたいのか

クラシック音楽の話から離れるようですが、先日YouTubeで、上岡龍太郎氏が芸人論という題目で語っている映像を発見致しまして、これがなかなか面白いなと。YouTubeで、「上岡龍太郎 芸人論」で検索すれば見つかると思います。さて、上岡氏がどんな話をしてい…

いろいろと考えさせられる本でした 3 of 3:岡田 暁生 著『音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉』 (中公新書)

またまた間が空きましたが、前回・前々回と・中藤 泰雄 著『音楽を仕事にして 日本の聴衆に、この感動を伝えたい』・アルトゥール・シュナーベル 著『わが生涯と音楽』と二冊の書籍を紹介いたしました。音楽の売り方や聞き方の姿の20世紀辺りの変遷を見なが…

いろいろと考えさせられる本でした 2 of 3:アルトゥール・シュナーベル 著『わが生涯と音楽』

ちょっと間があきましたが、前回は、戦後の日本のクラシック音楽界に、海外の著名な演奏家の招聘および国内の若手の育成にも貢献したジャパンアーツの 中藤 泰雄 著『音楽を仕事にして 日本の聴衆に、この感動を伝えたい』をご紹介しながら、21世紀になると…

いろいろと考えさせられる本でした 1of 3:中藤 泰雄 著『音楽を仕事にして』

最近、コンサートに行こうかなと思いつつ、なんとなく億劫になっております。理由はいろいろあって、たとえば平日の夜、コンサート後にちょっとコーヒーでも飲んだら満員電車の時間になってしまいます。酔客にもまれて帰るのも嫌だなぁ・・・というどうでも…