2009年10月のちょっと気になったクラシック音楽TV番組ご紹介
10月に入ってしまいましたが、今月の番組のサイトurlをリンクさせてのクラシック系TV番組の一言ご紹介です。NHK関連ばかりなのは、単に一ヶ月のクラシック関連番組表をネット上に用意しているが故であります(BS2とBS hiの総合案内はこちら、http://www.nhk.or.jp/bsclassic/index.html)。
番組名がそれぞれの番組のwebsiteにリンクしておりますので、ぜひクリックの上、詳細をご確認ください。
では、まずは、地上波とBS2から。
教育テレビ N響アワー 毎週日曜 21:00-22:00
教育TV 芸術劇場 毎週金曜 22:30-
N響アワーでは、クリストファー・ホグウッドの出演が多くなっております。ホグウッドというと私がお小遣いも増えて、本格的にクラシックを聞き出した頃に、颯爽と登場して懐かしい名前。その頃、話題になったモーツァルトの交響曲の一連の録音はいま安価のBoxで販売されております。
DECCA19枚組
クリストファー・ホグウッド指揮
The Academy of Ancient Music演奏
モーツァルト交響曲全集
現在でも、いわゆる"古楽"演奏によるモーツァルト交響曲録音の筆頭のおすすめに選ばれるもの。
このホグウッドの録音、発売当初高くて手を出せなかった方が沢山いらっしゃるかと思います。この廉価版が出るのも随分長く掛かりました。
芸術劇場では、「ユニークさ」が話題のプレトニョフ登場。序でながら、「ユニークさ」の内容−どこがどう変わっているか、なにを意図しているか−が詳しい方によってもう少し語られるようになると、いろいろ見通しが開けるのになぁ・・・などと、私のような聞いているだけの受け身ファンは他力本願に思ってしまいます。
BS2 クラシック倶楽部 毎週月曜〜木曜 10:55-11:50
BS2 クラシック ロイヤル シート 毎週月曜 01:00頃〜04:00頃(言い換えれば、日曜の深夜25:00です)
後者、クラシックロイヤルシートの10月19日の放送で、昨年末来日してアルゲリッチとも共演したドゥダメルとシモン・ボリバル・ユース・オーケストラの日本公演録画放送あり。同日、彼らを生んだベネズエラの音楽教育システムのドキュメントも放送。数ヶ月前にHivisionで放送されていたかと思います。
余談ながら、世界の経済が多極化に向かうというころ、南米ベネズエラからこういう動きがでるというのは中々面白いもの。クラシックと政治的な動きにもなにか関連したものがあるのかなぁなどと思ってしまいます。
BS シンフォニー アワー BS2 毎週金曜 10:00〜
BSシンフォニー アワーは、BS2とHivisionと二つあって、内容が違いますのでご注意を(websiteは同一)。
以降はBS hiの番組からピックアップです。
BS hi ハイビジョン・ウィークエンド・シアター 毎週土曜 23:00頃〜
バレエを取り上げる事が多くなっているようです。今週10月10日の放送が、弊ブログで前回取り上げたショスタコーヴィチのバレエ《ボルト》の放送(http://d.hatena.ne.jp/Look4Wieck/20091005/1254736552)。内容もまったく同一で、2006年のボリショイバレエの30余年ぶりの再演の録画です。
Hivisionをご覧になれる環境でしたら、DVDを購入前に放送をご覧になられた方が宜しいかと。気に入ったら、弊サイトorブログからご購入いただければ幸いです。
BS hi ハイビジョン クラシック倶楽部 毎週月曜〜金曜 06:00-06:55(再放送は、翌週月曜〜金曜 13:00-13:55)
連日さまざまな演奏家が登場致します。詳細はリンク先でお確かめください。
では!